令和2年度 京都文藝復興倶楽部 事業計画
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令和2年度の事業計画について
本倶楽部も18年目を迎え、京都地域を中心とした産業の活性化と文化芸術の発展に寄与させて頂こうとシンポジウム・研究会の開催、産官学連携事業の実施など大学と会員団体間の密接な関係のもと取組みを行って来ました。特に産官学連携プロジェクトには、年間約120件・約1,500名の学生達が参加し、積極的な連携活動を展開しており、当倶楽部発足当初の目的が達成され、一定の成果があがり、次のステップを考える時期に来ていると感じています。
18年目を迎えるにあたり、今まで蓄積してきた京都の素材・人材・技術を生かし京都のブランド力を高め、世の中に発信することが今一番必要であり、より明確な目的を達成する為の組織づくりへと当倶楽部を再編していかなければならないと考えております。
昨年度も実施しました、京都文藝復興倶楽部サロンは、多彩なゲストをお呼びし、会員同士の交流を深める場として好評を得たと考えております。今年度も引き続きこの事業を継承していき会員同士の交流がますます活発になるような企画にしたいと考えております。
総会・幹事会・体制
(1)総会
新型コロナウィルス感染症の状況を鑑み、総会については、中止とさせて頂きます。
決算・予算の報告、事業報告・事業計画につきましては、監事による監査を実施。幹事により、決算・予算を承認して頂きました。会員の皆様には、書面にてご報告させて頂きます。
(2)幹事会・体制
代表幹事 尾池和夫(京都芸術大学学長)
幹事:細尾真生(株式会社細尾)、住井啓子(小丸屋住井)、
         木村俊昭(株式会社TNCブライダルサービス)
監事:宮井宏明(宮井株式会社)
事務局長:浅埜 之博(京都芸術大学法人事課 秘書課長)
交流事業
(1)京都文藝復興倶楽部サロンの開催
今年度も昨年度に引き続き、芸術・文化に関する取組みについては、大学で開催される公開講座や春秋座での公演等を会員企業の皆さんにご案内し、それぞれが興味のあるものに参加する形をとり、会員企業がより交流を図れる場として、サロンを開催することと致します。ただ、新型コロナウィルス感染症の状況により、現在開催時期が確定できませんが、昨年度3月に予定しておりました、株式会社細尾真生幹事に企画して頂いた、山科言智親氏による「令和につなぐ装束の伝統」をテーマに講演&懇親会や京都府が行っている新型コロナウィルス感染症支援策の取り組み等、今後、感染症の状況を鑑みながら企画していきます。
教育事業
(1)プロジェクト型教育プログラムの開発と実施
京都芸術大学では、企業や自治体の課題解決や価値創造に芸術の力で貢献し、加えて芸術教育の社会実装具現化する教育力強化を目的とした産学連携、官学連携のプロジェクト型教育プログラムを実施しています。(後期より、対面授業を再開し、プロジェクトも再開する予定です。)
(2)京都芸術大学正課科目への協力
京都芸術大学の求めに応じ、会員企業が講師として、正課科目「京都学」、「百科学」に協力します。(前期・京都学については、次年度に延期が決定しております。後期・京都学については、後期授業より再開する予定です。)

<京都学・百科学シラバス抜粋>
京都学:京都市と京都芸術大学が協力し、京都の伝統文化伝統産業に対する理解と知識を深めていただくため、「よい使い手・よい作り手」をテーマに京都の各分野で活躍されている方々をゲスト講師として招き、リレー形式で「京都学」講座を開講します。
大学生だけでなく市民の皆様も対象に受講生を募集。
(3)キャリア教育・採用活動への支援
会員の採用活動の支援、京都芸術大学の就職支援を目的に、京都芸術大学キャリアセンターとの連携をはかります。
(4)共催事業
京都文藝復興倶楽部会員と連携した共催事業については、本倶楽部の趣旨に合致しているものであれば、積極的に推進することとします。
情報発信事業
(1)ホームページとフェイスブックによる情報発信
ホームページとフェイスブックページの掲載内容の充実と情報更新頻度を高め、本倶楽部の活動や有益な情報を発信します。
※会員情報の掲載を希望する場合は、事務局まで内容をメールでご連絡ください。
サービス事業
(1)コーディネート機能
京都芸術大学と産学連携を希望される場合、本倶楽部事務局が専用の窓口となり、コーディネートを担当いたします。
(2)京都芸術大学・講義系公開講座の無料化
昨年に引き続き京都芸術大学で開催する公開講座(講義形式)へ会員は無料招待致します。「日本芸能史」(通常半期受講料:15,000円)は、後期開催にむけ準備を進めています。
※受講を希望される方は、京都文藝復興倶楽部事務局までお申し出下さい。(なお、講座により定員を設けさせて頂いております。)
(3)大学主催各行事へのご招待
例年、瓜生山薪能・卒業制作展や各シンポジウムに会員企業の皆様をご招待しておりますが、瓜生山薪能・大文字送り火鑑賞会は、今年度中止が決定しております。また、学園祭はオンラインでの開催が決定。卒業・修了制作展の開催は、未定となっております。開催が決定しましたらご連絡致します。
尚、新型コロナウィルス感染症の影響により、延期となっております、通信教育部・卒業制作展・大学院修了展は、令和2年8月10日(月)〜8月15日(土)で開催しております。ただし、新型コロナウィルス感染症の状況によっては、中止することもあります。
年間スケジュール
日本芸能史開催スケジュール

後期(毎回月曜日 午後4時30分〜5時50分) 
【後期】
・ 9/23  総論シャーマニズム    諏訪春雄

・ 9/30  陶芸              今藤政太郎

・10/ 7  常盤津            常盤津都キ蔵・常盤津都史

・10/14  琉球芸能          小林泰三

・10/21  狂言             茂山忠三郎

・10/28  遠近法            諏訪春雄

・11/ 4  京舞              井上八千代

・11/11  能               片山九郎衛門

・11/18  日本舞踊           坂東温子

・11/25  落語              桂吉坊

・12/ 2  茶道              千宗左

・12/ 9  木ノ下歌舞伎        木ノ下裕一

・12/16  邦楽囃子           藤舎呂船

・12/23  淡路人形浄瑠璃      淡路人形座
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